ジャズ ドラマー ドラムソロ

気になるジャズの音源、気になるドラマー、気になるドラムソロについて書いていきます

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ST.THOMAS 2

みなさんこんばんわ~。

今回は前回の続き、ST.THOMASの別バージョンをご紹介。


アルフィーアルフィー

マンハッタン・トリニティ

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サイラス・チェスナット(p)ジョージ・ムラーツ(b)ルイス・ナッシュ(dr)


マンハッタン・トリニティーのアルバム、アルフィーに入っている、ST.THOMAS。

ソニー・ロリンズのバージョンと比較して、まず違う所はリズムが16ビート。

しょっぱなから、クリアでタイトなルイス・ナッシュのドラミングにぶっ飛びまくり。
ハイハットの16分の刻みのかっこよさが驚異的で彼のテクニックは半端ではない。テンポ128くらいのなか、32分とか織り交ぜてます。
最初に聞いたとき、なんでこんなに上手いんじゃ~。ってなったもんです。

実は、僕が一番好きなドラマーはルイス・ナッシュであります。

だけど、世の中的には、地味だとか、小気味よいとかそういう評判なんですな。
確かに、CDなんかでルイスの音を聴くと洗練されていて、きれいで、雑さがない感じなので、そういう印象を受ける事もある。
が、手数は少なくないし、ライブで見ると、音も大きいし、すごい迫力。

なのにみんなの評価は地味

ということで、それが何故か検証してみた。

題して、

人は何をもって、派手と言う。

まず、僕が思う派手な人を挙げてみると、

アート・ブレイキー
エルビン・ジョーンズ
トニー・ウィリアムス


エルビン、トニーは手数も多いし、リズム的にも複雑で入りくんでいる事も多いので、ドラマー的視点から見ても、確かに派手ですな。

では、アート・ブレイキーはなぜ派手なのか?彼のドラミングを楽譜に採譜しても、結構繰り返しが多くて、一見楽譜を見ても地味に感じて、フレーズだけなら地味なはず。
でも、CDを聴くと明らかに派手。

音量とか、演奏の荒ら荒らしさとか、いろいろあるんだろうけども、

結論

演奏が派手かどうかは、その人のもともと持っている、人間性である。

アート・ブレイキー、エルビン・ジョーンズ、トニー・ウィリアムスはきっと人間が派手なんですね。(知らんけど)

って事で、みなさんも、これからは

トニーとかみたいに、派手だと言われたい派は、居酒屋で、
「ウォッカ、ピッチャーで持って来い。」って葉巻銜えながら言う。

ルイスとかみたいに、地味って言われたい派は、居酒屋で、
「お酒飲まないんで、するめを百枚下さい。」って、言う。

そうしたら、演奏もそうなるはずだ~♪



しょうもない事ばかり書いたけれど、実際は全員すごいし、大好きです。

ルイス・ナッシュみなさん、ぜひ聴いてみよう。音楽してまっせ。


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ST.THOMAS

この間、電車に乗っていたら、70代くらいのおばちゃんが二人で話をしていて、一人のおばちゃんがもう一人のおばちゃんに、

「私、冬に外に出かける時は暖かい格好で出かけないと、すぐ風邪ひくからかわいい格好したいのに、冬は全然かわいい格好でけへんわ~。」

と、残念そうに、終始鼻声で鼻をすすりながら話してたので、暖かくしてその状態やったら

いっその事、

「かわいい格好して。」

と、思いましたとさ。

みなさん風邪には気をつけよう。
風邪は人の感覚まで狂わせるぞ~。


という事で、今回のテーマは、ST.THOMASだ~。(全然季節感なし)

ST,THOMASと言えば、ソニー・ロリンズ作曲で明るく陽気な一度聴いたら忘れられないインパクトのあるメロディーと、カリプソのリズムが特徴。

ST.THOMASの曲名の由来は、ロリンズの母方の出身地ヴァージン諸島の島の名前なんですって。

作曲者のソニー・ロリンズは、今も現役のテナーサックス奏者で、もはやジャズレジェンド
どのくらいレジェンドかと言うと、

1950年、マイルス・デイヴィスと出会う。マイルスは当時のロリンズに関して、「既に伝説的で、多くの若いミュージシャンにとっては神様みたいな存在だった。バード(チャーリー・パーカー)と同じようなレベルでサックスを吹いていると言う連中もいた」と証言している。

らしいっす。

作曲した曲も、他にもたくさんあり、「オレオ」、「エアジン」、「ドキシー」などなど。
とにかく、すごい人な訳です。


ということで、そのソニー・ロリンズのST.THOMASが入っているアルバム

Saxophone Colossus

Saxophone ColossusSaxophone Colossus

Sonny Rollins

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ソニー・ロリンズ (ts)トミー・フラナガン (p)ダグ・ワトキンス (b)マックス・ローチ (ds)

この曲を聴いて気になるポイントは、ドラマー的にはマックス・ローチのカリプソのリズムですな。

バスドラムとハイハットでドチドチしながら、スネアのスナッピーを外して、左手でクローズドリムショット、右手でスネアとフロアタムを行ったり来たりするパターンを繰り返しとります。

そのパターンの間に、左手でスネアをミュートしながら、右手だけでフィルいれたりしてますな。
0:54くらいの音がそれっす。

全編にわたって、ドラムがかなり重要なポイントを締めてる感じで、

マックス・ローチのマックス・ローチらしさがマックス

ダジャレマックス。

みなさん、ぜひ一度ソニー・ロリンズでは無く、マックス・ローチ的視点からST.THOMASを聴いてみよう。

新発見があるかもしれないし、ないかもしれない。

ドラムマガジン2007年11月号でマックス・ローチ特集もしてあったので、気になる人もそっちも見てみてね。


マックス・ローチが2007年8月15日に亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。



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SATIN DOLL

みなさん、こんばんわ。

昨日、トムとジェリーを生まれて初めてじっくり見たら、いやあ面白かった~♪
見ていたら、すごい想像力が豊かになる感じで、小さい子に見せても絶対喜ぶはず。まさに老若男女見ても楽しめる感じでおすすめっす。
よくできてるアニメですな。名作

僕の感想は、

・全然時代を感じさせない。
・わかっていても面白い。
・ベタだ。
・たのしい。
・すごい面白い。
・良いものはいつまで経っても良い。

と言うところで、スタンダードジャズと通ずる所がとってもたくさんありまする。

ぜひ皆さんも見てみてね。


最近はドラムやドラマーよりの記事が多かったので、今回はジャズスタンダードの曲を紹介。

そういえばトムとジェリーのトムはトーマスって名前なんですな。

という事で今回はセントトーマス
と見せかけて、

サテンドール

です。

サテンドールは1コーラスが32小節で、形式がAABA。
形式って言うのは、Aメロ、Bメロ、Cメロ、サビとかが、どういう風に構成されてるかって事ですな。フォームとも言いますね~。
この場合はAABAで、AメロとBメロしかないから、Bがサビって事っす。

Aメロ8小節→Aメロ8小節→Bメロ8小節→Aメロ8小節 で1コーラス。

セッションでは、こういう1コーラスの概念がすごい大事になってくるので、みんなで頑張って曲のフォームを覚えよう♪


ということで、曲紹介
まずは1曲目、レッド・ガーランド

Red Garland at the PreludeRed Garland at the Prelude
(2006/02/14)
Red Garland

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レッド・ガーランド(p)ジミー・ロウサー(b)スペックス・ライト(dr)

このバージョンは僕がイメージする、サテンドールって感じ。
アレンジや展開がきれいで無駄がなく、飽きない感じで、非常によろしいな。
レッド・ガーランドもいつもの感じで、小気味がよろしいな。

あと、ドラマーのスペックス・ライトは60年代くらいで早くに亡くなっちゃったみたいで、参加作品は少なくて、他にはレイ・ブライアントくらいしか知らないけれど、ブラシの名手って感じで、いい雰囲気で、なかなか小気味がよろしいな。
エド・シグペンとちょっと似てるかな?



次、2曲目はアーネスティン・アンダーソン

SunshineSunshine
(1992/01/01)
Ernestine Anderson

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アーネスティン・アンダーソン(vo)モンティ・アレキサンダー(p)レイ・ブラウン(b)ジェフ・ハミルトン(dr)

これもかっこいい。アーネスティン・アンダーソン歌うまいな~。
アレンジもしっかりしてて、レイ・ブラウン色が色濃くでてますな。

モンティー・アレキサンダーのピアノがコロコロしてて、いい感じ。


最後、3曲目はモンティー・アレキサンダー


Live! Montreux AlexanderLive! Montreux Alexander
(1990/10/25)
Monty Alexander

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モンティ・アレキサンダー(p)ジョン・クレイトン(b)ジェフ・ハミルトン(dr)

これのCDは、さっきのアーネスティン・アンダーソンのバックのピアノトリオのベーシストがレイ・ブラウンからジョン・クレイトンに入れ替わったメンバーで演奏していてライブ盤。
ボーカルありとボーカルなしで、どう変わるかも聴きどころすな。

このバージョンはとにかくかっこいい。ノリがよい。やばいです。
ライブ盤の醍醐味が満載。

出だしからして、もっていかれてしまう。
ピアノとベースの掛け合いから、テーマに入ってのキメ。

かっこいい~♪

リフや倍テンやドラムソロ、いろいろ盛りだくさん。

そして最後は1回終わったかと思ったら、もう一度始まる。
おお~。ってなりまっせ。

ちなみに全員アフロみたいな髪型。おお~。


ということで今回はサテンドール特集でした。
みなさんのお勧めサテンドールがあれば教えてくださいね~♪


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ロイ・へインズ

今日は寒かったすな~。いやあ、寒かった。

といっても、ブログは全国、全世界の人が見てくれるから、ひょっとしたら、
「何言うてんねん。暑かったわ~。」って言う沖縄の人とか、
「ほんまや、今日はめっちゃ寒かったな~。」って言う北海道の人とか、
「そんなことより、何で昨日七回に六点も取るねん~。」って怒ってる台湾の人とか
いろいろおるんかな?と思ったけど、とりあえず全員大阪弁ではないはず。

そんな事より、

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ジャズランキングで2位


になりました。
やった~♪みなさんのおかげです♪ありがとう♪

これからもどんどん書きますので、応援してくださいな。
ということで、

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という事で、今回のテーマはロイ・へインズ

ロイへインズと言えば、1925年3月13日生まれ。
という事は現在82歳。現役ドラマー。
もうこれだけで、やばいです。普通におじいちゃんやん。
でも、すごいお洒落で、叩き方やプレイスタイルもやんちゃそのもの、
一言で言うと、ヤンキー。いや、それすら生ぬるい。

番長。

昔はエルビン・ジョーンズがテープレコーダーを持って、ロイ・へインズのライブを見に来ていたらしい。すごい番長
そんなロイへインズのすごいところと言えば、昔から現在まで、50年くらい、ずっと超一流な所。

共演者はチャーリー・パーカー、バド・パウエル、セロニアス・モンク、サラ・ヴォーン、チック・コリア、パット・メセニーなどなど超一流のレジェンドばかり。


ロイへインズの音楽的特徴

・シンバルレガートが定型パターンで無い場合が多い。
・タムが多い。
・ソロでタムを多様する。
・でもバスドラは小さい。
・スネアの音がクリスピー。
・シンバルがハンドハンマードではなく、マシンハンマードのものを好んで使っている。
などなど

という事で僕の意見をまとめると、ロイへインズは彼の同世代のドラマーと比べて、感覚が非常に新しかった。
格好もお洒落。新しいもの好き。好奇心旺盛。なんでもやってみる。
みたいな彼の性格が50年に渡り、
第一線で活躍できた理由かな?と僕は分析してみた。

という事で、お勧め作品
バド・パウエルへの追想~ライヴバド・パウエルへの追想~ライヴ
チック・コリア&フレンズ

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ロイ・ヘインズ(dr)チック・コリア(p)ウォレス・ルーニー(tp)クリスチャン・マクブライド(b)ケニー・ギャレット(s) ジョシュア・レッドマン(s)

日本と外国の2本のライブを一本にまとめた、7曲入りのDVD。90分くらいかな?
サックスは第一部がケニー・ギャレットで、第二部がジョシュア・レッドマン。

この内容で2300円は安い。
でも、僕は借りました。今値段知った。安いなあ。

さて、内容は全員での演奏あり、ピアノトリオあり、サックス・ピアノ・ベースのトリオあり、ゲストボーカルあり、なかなかバラエティーにとんだ内容。

ロイ・へインズは、いつもの通り。ロイ・へインズ。


印象に残ったことは
・ベースソロで、ハイハットを右手で刻みながら、左手でハイハットをクローズリムショットするように叩いていた。
・ソロでタムを多様する。フロアタムが二つあり、フロアタムの二つ目の使い方がかっこよい。
・叩き方がやたらと腕をふりあげるので、かっこよい。
・終始、キックペダルのビーターが動きまくっている。(めちゃくちゃ理にかなった、足の動かし方をしてるはず。)
身体のことや、手の動きとかそんなことは、一切気にしていない
一切躊躇しない。
・あきらかに70代の動きや演奏ではない
顔がボビーに似ている。
縦横無尽だ。
かっこいい
すごい
ヤバい

あまり関係ない話だが、DVDはCDを聴くより聴覚と視覚の両方を使うからか、やっぱり印象に残りやすくていいなって思った。
ライブやったら、DVDにさらに会場の空気とか音を身体で感じるから、余計いいんやろうね。
生で見てみたいな。番長 ロイへインズ。

P.S ROY HAYNESとLOUIS HAYESを間違えるんじゃねえぜ。


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