ジャズ ドラマー ドラムソロ

気になるジャズの音源、気になるドラマー、気になるドラムソロについて書いていきます

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YOU AND THE NIGHT AND THE MUSIC

こんにちわ。最近暖かったですが、今日は少し寒いですね。

今回はYOU AND THE NIGHT AND THE MUSIC について書きます。
作詞 ハワード・ディーツ
作曲 アーサー・シュワルツ

哀愁を帯びたメロディーで切なくて物悲しい感じの曲です。

でも歌詞の内容は、
「夜、音楽が流れる場所で、あなたがわたしのそばにいてくくれば、二人の恋はどんどん盛り上がるでしょう。」という事で、哀愁を帯びた曲ですが,ふられて悲しいみたいな内容ではないようです。(ダジャレではないです。)

曲の構成はオーソドックスなAABAで32小説です。


ロン・カーターのTHE BASS AND I と言うアルバムに入っている、この曲のテーマ部のドラミングを分析します。


ベース・アンド・アイベース・アンド・アイ
(1997/05/21)
ロン・カーター

商品詳細を見る



RON CARTER (B)
STEPHEN SCOTT (P)
LEWIS NASH (DR)
STEVE KROON (PER)


ドラマーはルイスナッシュで、このアルバムにはパーカッションも入っています。曲のテンポは230位です。

下にこの曲のテーマ部のドラム譜があります。
クリックしてもらうと拡大します。

img899.jpg

それでは、始めます。

イントロが8小節あり、キメが6小節続いたあと、最後の2小節はハイハットでテーマの2ビートへの、導入のフィルをしています。
キメ部分の4小節目と5小節目の1発目のシンバルは軽くクラッシュさせていますね。
5小節めの1拍目のスネアには装飾音符をつけてます。

テーマに入ると、Aメロはハイハットで2ビート、Bメロはライドで4ビートにしています。これはオーソドックスなやりくちです。

最初のAメロはシンプルにハイハットを刻んでいます。最後の2小節で崩して、フィルをいれています。

次のAメロは最初のAメロとは、少し違い4小節目でハイハットを崩したフィルを入れ、最初のAメロと差別化していますね。
最後から2小節のフィルはBメロの4ビートに向かうフィルです。ハイハットが実にかっこいい。ここで、テーマに入って初めてスネアが出てきます。2発叩くだけで完全に次が4ビートだよ~♪って感じですな。

Bメロ、サビの事ですね。シンプルにライドと少しスネアのバッキングで演奏しています。
最後の8小節目のフィルがナイスですね。スネア2発とタムを1発しかたたいてませんが、これしかないって感じすね~。3拍目で止まります。僕には無理です。実に粋ですね。
ルイスナッシュはひょっとすると江戸っ子なんじゃないでしょうか?違いますね。違います。

そして、最後のAメロは、最初のAメロと同じ手口ですね。でも、次がソロにつながるので、最後にブレイクするため、最後の処理が違います。
最後の2小節は2分音符でキメですが、最後の小節の1拍目はルイスは叩きません。僕には無理です。実に粋ですね。
ルイスナッシュはひょっとすると・・・?違いますね。違います。
最後のライドの3打も粋です。

と言うことで、曲の構成がAABAの場合は、同じAメロでも、最初のAと最後のAは位置づけが似ていますが、2回目のAメロは次がサビの為に少し意味合いが違うと言う感じです。ケースバイケースですが、そういう事が多い気がします。

今回、採譜してみて思ったのは、決してテクニック的に難しい事をしなくても、然るべき場所で然るべき事をすれば、とってもかっこよくとっても音楽的なんだ。ってことを再認識しました。これってすごい重要ですよね。

コピーって本当にすばらしいですね。
 
さよならさよならさよなら
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エド・シグペン  DAYS OF WINE AND ROSES

最近、家の庭によく、猫にうんこされる。
こっちは、白い猫やからシロって言う名前までつけて友好的やのに、
なんでシロは庭にうんこをするのか?

ああ、ねことうんこの日々


という事で、今日のテーマは

DAYS OF WINE AND ROSES

邦題で酒とバラの日々。

この曲のオスカーピーターソントリオヴァージョンを分析だ~。

We Get RequestsWe Get Requests
Oscar Peterson

商品詳細を見る


オスカー・ピーターソン〈p〉レイ・ブラウン〈b〉エド・シグペン〈dr〉

このアルバムはめちゃくちゃ有名。
WE GET REQUESTS って言うアルバムやけど
僕は勝手に酒バラがタイトルトラックやと思っている。

ちなみにオスカーピーターソントリオやけど、実権はベースの
レイ・ブラウンが握っているらしい。

ドラマーはエド・シグペン

この人も超メジャーどころですな。
一見、どこがすごいのか、最初聞いたときはあまりわかりにくいが
非常にすばらしいジェントルメンなドラムスタイルっすな。(抽象的)
繊細で美しいって感じかな?

その味のある、スタイルからミスターテイストって言う、あだ名があるらしい。

見た目はロイへインズに似てるけど、スタイルは
全然違う。

ヤンキーと生徒会長って感じ

この人はブラシが上手っていうのも、有名でリーガルチップというメーカーから自身のシグネチャーブラシがでている。
外国では、セイビアンからシグネチャーシンバルもでているらしい。
名前がクリスタルシンバルって名前らしく、その辺もジェントル。

あとブラシの教則DVDと教則本がでているが、どちらも
めちゃくちゃよいので、ドラマーは見るべし。

教則本
The Sound of BrushesThe Sound of Brushes
(2000/03)
Ed Thigpen

商品詳細を見る


教則DVD
The Essence of Brushes / Ed ThigpenThe Essence of Brushes / Ed Thigpen
(2004/08/17)
Ed Thigpen

商品詳細を見る


表紙まったく一緒やん。

ちなみに教則本はCD付きなのだが、CDに入っている曲のエドシグペンのカウントだけでヤバイっす。なんでこんなにかっこいいのか?
やっぱり偉大な人は口で歌うのだけでも、めちゃくちゃ凄いのです。
それプラス声も非常に渋い。ミスターテイスト。


って事で、やっと曲分析

テンポは155位

テーマ 1コーラス
ピアノソロ 1コーラス半
テーマ 半コーラス


合計3コーラスで2分45秒であっという間に終わってしまう。

まずテーマ。

すごいキメキメでキメの間をベースがドゥルドゥ・ドゥルドゥ・ドゥーっていうのがかっこいい。

僕は酒バラでこのヴァージョンを一番最初に聞いたので、
始めの内は他の人の酒バラを聴いてもピンとこなかったもんだ。

あと、このヴァージョンをコピーした時に思ってるよりも早くてびっくりした。
上手な人が演奏すると、上手いのでゆったり聞こえるもんで、
自分がこのテンポでやると、せせこましくって大変だった。

ドラム的には、テーマはブラシで、ピアノソロからスティックに持ち帰る。
味があるブラシで、まさにミスターテイスト

テーマの二回目のAの部分の最初のバスドラの2拍3連の裏の
フィルがめちゃくちゃかっこいい。超クール。ミスターテイスト

スティックに持ち替えた後のレガートのスイング感がミスターテイスト

1:18あたりのピアノソロの隙間に入る、リムショットがミスターテイスト

ピアノソロが終わり、テーマに戻ってきた時のフィルもかっこいい、ミスターテイスト

曲のエンディングのキメは、簡単そうで、やってみると意外と難しい。
ず~っと、ミスターテイストってきてて、オレこんなんもできんねん。
ってとこかな?

とりあえず、今日はミスターテイスト覚えて帰ってくださいな♪


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フィリー・ジョー・ジョーンズ         You'd Be So Nice To Come Home To

昨日、図書館に借りてた本を返しに行ったら、新刊コーナーに
「誰にでも作れる二足歩行ロボット」って本があった。
気になったので、手に取って見ると、やたらと分厚い。
ページ数を見たら何と640ページ。値段は3800円。

その後、もう一度表紙を見てみたら、
「誰にでも作れる二足歩行ロボット」の横に小さく

「60日で。」って書いてあった。

長いわ

そんなもん返すときに、
「この本延長39日したいんですけど~。すみません~。まだロボットの右足の膝から下しかできてないんです~。」ってなるわ。

その内「誰でも作れる四肢独立ドラマーロボット」とか言う本がでるんやろか?と思った
もし出たら、横に小さく

「25年で」

くらい書いてるとみた。


という事で長い前置きは置いておいて、ここからが本題。
今日のテーマは、シンバルレガート2とみせかけて、

フィリー・ジョー・ジョーンズ

であります。

その中でも、
Art Pepper Meets The Rhythm Section
You'd Be So Nice To Come Home To
という曲を分析だ~。

Art Pepper Meets The Rhythm SectionArt Pepper Meets The Rhythm Section

Art Pepper

商品詳細を見る

アート・ペッパー(as)レッド・ガーランド(p)ポール・チェンバース(b)
フィリー・ジョー・ジョーンズ(dr)


You'd Be So Nice To Come Home To
まず、気になるのが、タイトル。 

長いわ

TOが二回は出てきすぎやから、TOがTWOでTOOですな。

邦題は、「帰ってくれたらうれしいわ。」やけど、
本当は、「君が待っている家に帰れたら、僕はどんなに素敵だろう。」
って歌詞らしいすな。

あと補足として、フィリー・ジョー・ジョーンズって言う名前は
すでに先輩ドラマーでジョー・ジョーンズ(この人も有名で相当上手)
って名前の人がいたから、その先輩と区別するために、
フィラデルフィア出身だったから、フィリー・ジョー・ジョーンズになりましたとさ。

もし大坂昌彦が大阪出身やったら、大阪大坂昌彦。
けど、秋田出身らしいから、秋田大坂昌彦。

たまにお客さんから、「秋田さん」って呼ばれて、
「ちがいますねん。私大坂ですねん。」みたいなやりとりが目に浮かぶ。

また、どうでもいい事書いてしまった。


いよいよ曲分析。まず曲の構成は、
フォームが32小節 ABAC

イントロ 8小節
テーマ 1コーラス 
サックスソロ 2コーラス
ピアノソロ 1コーラス
ベースソロ 1コーラス
4バース 1コーラス半
テーマ 半コーラス
エンディング


で、テンポが180くらいかな?

まずイントロ、フィリーはブラシからスタート。
いきなりかっこいい。サクサクサクサク。いい音だ
そのまま、テーマが終わるまでブラシで、アートペッパーのソロに
行くと同時にスティックに持ち替える。
0:52から0:55のあたりね。

その後しばらく、サックスソロ。

それから2:20あたりでサックスからピアノにソロがバトンタッチして、
そのあたりで、フィリーはごく自然に軽く音量を落としている。

3:04あたりでピアノからベースにソロが変わるあたりで、またスティックからブラシに持ち替えなおしている。

その部分はシンバルを打ち鳴らし、ステッィクを置いて、その後バスドラムのフィルを入れて、ブラシへ。うーんかっこいい処理。

どこでフィリーがブラシとスティックを持ち替えてるかとかを考えながら聴いてみよう。
もちろんリアルタイムで持ち替えてるから、なかなか素早い動きでっせ。

そして、3:47から、とうとう4バース
この曲では1コーラスで終わりそうなところを、1コーラス半やっている。
だから、終わりのテーマは半コーラスね。

4バース1コーラス半という事は、32小節の曲やから、
ドラムソロが6回ですな。どれも言うまでもなく、かっこいい。

そのかっこいい6回のドラムソロの中でも、今回は3・4番目のドラムソロに注目。


まず3番目のソロ。
4:14あたりから、休符を生かした、なかなかよいソロ。
2小節が1セットで2回ほぼ同じ事を繰り返している。

このソロで、注目したいのが、このソロに入る前の小節の
4拍目からすでにフィリーのソロが始まっている所。
これがあるのと、ないのでは全然違うんですな。
やっぱりジャズとは、「裏の音符が重要やで」と、
フィリーに言われてみたい。


その次4番目のソロ
4:25あたりから、いきなり倍テンのラテンのパターン。
テンポが180くらいやから、体感テンポは360くらい。
すげえかっこいい。セッションとかでやったら、「おおっ。」
ってなるね。

このソロは4番目くらいに持ってくるから、かっこいいのであって
いきなり1番目にやったら、起承転結もあったもんじゃないすな。
まあ、それは、それでケースバイケースか。
そのあたりのバランス感覚がフィリージョーかなと思う。


ということで、1曲を分析してみるとなかなか多くの事が、
見えて来て、実に勉強になるな~。
このブログ書きながら、すでに20回くらい聞いたもん。

じつは、誰かに呼んでもらうより、自分の頭をすっきりさせるために
書いてるブログでもあったりする。

みんな、これでかなりフィリージョーについて、興味が出たとみた。
ではでは、みんなで聴こう。
フィリー・ジョー・ジョーンズ

っていうか僕の文章

長いわ


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